サンワダイレクト限定で発売された「Phone2PC」は、USBレシーバーをPCに挿して、専用アプリを入れたスマートフォンからPCを遠隔操作したり、音声入力してPCへとテキスト入力できるツールです。
もちろん、スマホでフリック入力した文章をそのままPCに送って、WordやExcelといったアプリケーションに入力することもできます。スマホのフリック入力が早い人は、「スマホを使ってPCに文字入力できたら……」と思ったことがあるかもしれません。これを実現できるのです。
ハードウェア構成はUSBレシーバーのみで、レシーバーのサイズはW18×D59×H9mm、重量も9gとコンパクト。この大きさと重さなら、持ち運んでも使えますね。
USBレシーバーは、ちょっと大きめのUSBメモリといった感じ。似たようなUSBメモリを持ってると間違えるかも……。キャップは取り外して後部に装着しておけます。外したらすぐに装着しておかないと、キャップをなくしそう
最初にやることは、スマートフォンに専用アプリ「Phone2PC」をインストールすることです。説明書にはアプリインストール用のQRコードが記載されてますので、それを読み込めばすぐにアプリは見つかります。もし見つからない場合は、アップルのApp Store、 Google Playストアで「Phone2PC」を検索しましょう。Phone2PCの対応OSは、iOS 10.0以降、Android 4.3以降です。
インストールが終わると、USBレシーバーをPCに挿すよう指示されます。接続後、ドライバが自動的にインストールされ準備完了となります。USBレシーバーとスマホはBluetooth接続ですが、自動で接続されるので意識する必要はありません。きちんとBluetooth接続されているかは「BT接続状態」から確認できます
【左】ここまで進んだら、PCにもアプリをインストール。PCのブラウザを起動し、スマートフォンの指示に従ってダウンロードリンクを送信します。Windows用かMac用を選択できます。ここではWindows用を使います。【右】ダウンロードリンクはブラウザにURLを送るためのものなので、PCでブラウザを起動しておき、アドレスバーをアクティブかつ空白にしておきます。日本語入力もオフにします。ダウンロードリンクを送るとPC用「Phone2PC」の実行ファイルがダウンロードされるので、さくっとインストール