SMBCグループのセディナと大日本印刷(DNP)は23日、タブレット端末での手書き入力を使って、ショッピングクレジットの申し込み手続き工程を簡略化するサービス「C-Webライト」の取り扱いを開始したことを発表した。

「C-Webライト」は、DNPのクラウドサービス「DNPデジタル帳票配信・受信サービス」を用いており、タブレット端末に表示されたPDFデータの帳票の申し込み手続きを手書きで記入。申し込みデータはテキストデータに変換されインターネット経由で送信。申込書記入、FAX、完全記入チェック、追加記入、再FAX、申込内容入力を経て審査工程へと入る紙でのクレジット申し込み工程が大きく削減される。紙での申し込みに平均20分かかる審査時間が、最短約3分まで短縮できるようになるという。

  • 削減工程の概要(同社資料より)

    削減工程の概要(同社資料より)

「DNPデジタル帳票配信・受信サービス」(発表時の資料より)

「DNPデジタル帳票配信・受信サービス」(発表時の資料より)

DNPのクラウド「DNPデジタル帳票配信・受信サービス」では、申請・申込手続きに必要な帳票の管理・配信・受信機能やユーザー端末管理機能、マスターデータとの連携などがあらかじめ実装。申込や申請手続といった紙での煩雑な処理を削減するパーパーレス化支援サービスとして2017年10月に今春からの開始を発表している。