カーメイトでは、d'Action 360で事故の瞬間を撮影した動画をYouTubeで公開しています。この動画を見て分かるように、前方だけでなく左右や後方まで一度に記録できるので、ドライバーの死角で何かアクシデントがあったときの状況把握や原因究明に役立つと感じました。

  • d'Action 360で事故の瞬間を撮影した動画(カーメイト提供)。ほかのクルマに後方から衝突された瞬間や、その後のクルマの動き、ドライバーの運転中の様子がしっかりと記録できているのが分かる

また、車外の様子だけでなくドライバーの状況を常に撮影できることから、相手からドライバーの不注意や運転ミスを指摘された場合、それを覆す証拠映像になり得るのは心強いといえます。

d'Action 360の実売価格は税込49,800円前後で、1万円前半や2万円以上の機種が売れ筋のドライブレコーダーとして見るとかなり高価です。ただ、取り付けたことにより得られる安心感は大きいので、仕事や日常生活でクルマを使う機会の多い人は導入を検討する価値があるといえるでしょう。

また、d'Action 360は別売のバッテリー「DC100」(実売価格は税込10,500円)を装着すると、全方位デジタルカメラとして単体で利用できるのがメリットです。全方位を撮影できるデジタルカメラは2万円~3万円前後するので、d'Action 360はそれに高性能ドライブレコーダーの機能が付いていると考えれば、妥当な価格といえるでしょう。