NTTドコモは5月16日、Androidスマートフォンの2018年夏モデルとして、サムスン電子製の「Galaxy S9 SC-02K」と「Galaxy S9+ SC-03K」を発表した。発売はいずれも5月18日。新規・機種変更の実質負担金は、Galaxy S9 SC-02Kが53,136円、Galaxy S9+ SC-03Kが64,800円(月々サポート適用時、価格は税込)。
5.8型パネルの「Galaxy S9 SC-02K」
Galaxy S9 SC-02Kは、現行モデル「Galaxy S8 SC-02J」の後継となる高性能モデル。パネルは5.8型のSuperAMOLED(有機EL)で、解像度は1,440×2,960ドット。左右両端を曲面とした「Infinity Display」を継承する。
カメラ機能は、シリーズでもっとも明るいF1.5のレンズを搭載したのが特徴。光量の少ない夜間でもきれいに撮影できる。光学手ぶれ補正機構も搭載し、シャッター速度が遅くなる夜間も手ぶれを抑えた撮影が可能。また、物理的な絞り機構を搭載しており、明るい場所では絞りがF2.4へと自動的に変化する。960fpsのスーパースローモーション撮影では、わずか0.2秒の一瞬の様子を約6秒かけてスローで再生できる。
フロントカメラを使った撮影機能では、自撮りをすると自分にそっくりなアバターが作成され、自分の動きに合わせて動かすことが可能。同時に、自分のアバターを18種類の動く絵文字スタンプにする機能も備える。
セキュリティー面では、顔認証と虹彩認証を組み合わせて瞬時にロック解除できるインテリジェントスキャンに対応した。
Galaxy S9 SC-02Kのおもなスペックは以下の通り。
- OS: Android 8.0(Oreo)
- CPU: Snapdragon 845
- 内蔵メモリ: 4GB
- 内蔵ストレージ: 64GB
- 外部ストレージ: microSDXCメモリーカード(最大400GB)
- サイズ: 約W69×H148×D8.5mm
- 重量: 約161g
- ディスプレイ: 約5.8型有機EL
- ディスプレイ解像度: 1,440×2,960ドット
- アウトカメラ: 約1,220万画素(F1.5/F2.4)
- インカメラ: 約800万画素(F1.7)
- バッテリー容量: 3,000mAh
- 防水/防塵: IPX5/IPX8、IP6X
- Bluetooth: 5.0
- Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac
- おサイフケータイ: ◯
- ワイヤレス充電: ◯
- カラー: ミッドナイトブラック、チタニウムグレー、ライラックパープル
6.2型パネル+デュアルカメラの「Galaxy S9+ SC-03K」
Galaxy S9+ SC-03Kは、現行モデル「Galaxy S8+ SC-03J」の後継となる高性能モデル。基本性能はGalaxy S9 SC-02Kとほぼ共通ながら、画面サイズを約6.2型に大型化した。Galaxy S9 SC-02Kと大きく異なるのがカメラ機能で、望遠と広角のデュアルカメラとなる(いずれも光学式手ぶれ補正機構を搭載)。バッテリーも3,500mAhの大容量タイプとなる。
Galaxy S9+ SC-03Kの主なスペックは以下の通り。
- OS: Android 8.0(Oreo)
- CPU: Snapdragon 845
- 内蔵メモリ: 6GB
- 内蔵ストレージ: 64GB
- 外部ストレージ: microSDXCメモリーカード(最大400GB)
- サイズ: 約W74×H158×D8.5mm
- 重量: 約187g
- ディスプレイ: 約6.2型有機EL
- ディスプレイ解像度: 1,440×2,960ドット
- アウトカメラ: 広角約1,220万画素(F1.5/F2.4)+望遠約1,220万画素(F2.4)
- インカメラ: 約800万画素(F1.7)
- バッテリー容量: 3,500mAh
- 防水/防塵: IPX5/IPX8、IP6X
- Bluetooth: 5.0
- Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac
- おサイフケータイ: ◯
- ワイヤレス充電: ◯
- カラー: ミッドナイトブラック、チタニウムグレー