スマートスピーカーの新製品ラッシュも一息ついた昨今ですが、4月下旬になってGoogleアシスタント搭載のスマートスピーカーの新モデルが、JBLから登場しました。
「JBL LINK 300」と「JBL LINK 500」の2製品で、昨年末に発売された「JBL LINK 10」「JBL LINK 20」シリーズの上位モデルという位置づけです。いずれもスピーカー機能を強化したモデルで、「300」が1.7kg、「500」が3.5kgという重量からもわかるように、かなり大柄なモデルです。
国内ではGoogle純正の「Google Home Max」が発売されておらず、音響性能を重視したモデルは選択肢が少ないだけに、Googleアシスタント搭載でパワーのあるモデルを探しているユーザにマッチする製品と言えそうです。
HomePodは2月に技適取得済み、国内発売も近い?
そして月末近くになって飛び込んできたのが、Appleのスマートスピーカー「HomePod」が、日本で技適を取得したというニュースです。総務省のサイトへ行き、同製品のモデルナンバーである「A1639」で検索すれば、2018年2月に技適を取得していることが確認できます。
これを見る限り、日本国内における「HomePod」の発売が近づいてきた……と見ることもできますが、取得日が米国などでHomePodが発売された今年2月であることからして、発売後のHomePodの売れ行きや販売計画の変更などは反映されておらず、新製品につきものの手続きの一つとしてなされたものと見られます。申請自体はそのしばらく前になされていることを考えると、発売日から逆算して取得したわけではなさそうです。
とはいえAppleの場合、他社のように技適を取得しながら発売に至らないケースはほとんどないため、遅かれ早かれ発売されることは、ほぼ確実になったと言えます。海外では販売不振が伝えられるHomePodですが、日本ではどのような動きを見せるのか注目です。