使える「今日は何の日」

それでも何をツイートしたらいいかわからない、という人のために、森田氏がひとつオススメを教えてくれた。それは「今日は何の日か」だ。多くのTwitter担当者がこれをチェックしているという。

たとえば、今日がホワイトデーなら、ホワイトデーにちなんで、自社製品やサービスと結びつけてツイートするのだ。結びつけは難しそうだ。すぐに反応できるように普段から、自社商品の特徴や製品・サービス開発者の思いやこだわり、会社の歴史など様々なこと勉強しておくことも不可欠になりそうだ。

確かに「今日は何の日か」というのは、誰もが興味を持ちうるテーマであり、そこに自社製品やサービスと結びつけても、コミュニケーションは成り立ちやすそうだ。誰もが興味を持ちそうなテーマを探す努力は必要だろう。

対して、控えるべきツイートもある。一言で言えば、賛否が分かれるようなものだ。好き嫌いがはっきり分かれる内容とも言える。

たとえば、「好きなサッカーチームはどこ?」「AKB48のなかで誰が一番好き?」などといったツイートは、会話の流れでアカウントを色付けしてしまい、フォローを外されてしまいかねないようだ。政治ネタも同様、控えたほうがよさそうだ。

前回に続き、Twitter運用のコツを記してきたが、Twitterはあくまでコミュニケーションツール。効果を求めるのではなく、会話のやりとりを重ねた結果として、いつの間にか効果が上がっていく。そんな認識でTwitterと向き合ったほうがよさそうだ。