なんとASRockからグラフィックスカード

マザーボード市場で存在感を増しているASRockであるが、同社初のグラフィックスカードが登場した。製品ブランドは「Phantom Gaming」。Radeon搭載モデルのみラインナップしており、第1弾として、「Phantom Gaming X Radeon RX580 8G OC」「同 RX570 8G OC」の2モデルが発売された。価格は50,000円前後と47,500円前後。

  • ASRockの「Phantom Gaming X Radeon RX580 8G OC」

  • グラフィックス出力は、DisplayPort×3、HDMI、DVIとなる

両モデルとも、デュアルファンのVGAクーラーを搭載。価格はやや高めなものの、クロックがかなり高速化されているのが特徴だ(OCモード時のコアクロックは、RX580が1,435MHz、RX570が1,331MHz)。ドスパラ秋葉原本店では、製品展示が行われていたので、気になる人は見に行ってみると良いだろう。

Phantom Gamingシリーズの製品ラインナップを見ると、今のところ正統派な感じではあるが、やはり今後は同社ならではの"変態"グラフィックスカードの登場も期待したいところだ。

ロープロCPUクーラー「C7」の全銅版

Cryorigの「C7 Cu」は、全銅製のロープロファイルCPUクーラー。従来の「C7」と同形状のまま、フィンをアルミ製から銅製に変えたことで、冷却性能が15%向上し、対応TDPが100Wから115Wへと強化された。省スペースPCで高性能CPUを使いたい場合に、貴重な選択肢となりそうだ。価格は8,000円前後。

  • Cryorigの「C7 Cu」。搭載ファンは従来と変わらない(600~2500rpm)

  • 全銅製のヒートシンク。重さ(ファン無し)は295gから613gへと増えた