iiPhoneの「メモ」アプリは、単に文章を入力するだけではなく、一部を太字にしたり、箇条書きにしたり、チェックリストを作ったりすることができます。今回はこうしたいろいろな書式を使う方法をご紹介します。

文字を太字にする方法

メモを開くとキーボードの上にいくつかのボタンが表示されます。その中にある「Aa」というボタン。これは文字の書式設定メニューです。文字を太字にする場合は、これを使用します。

  • 文字の中の太字にしたい部分を選択。「Aa」ボタンをタップする

  • 「B」(Bold)ボタンをタップすると、選択した部分が太字になります

その他の書式も同様に使用できます。

  • 「I」はイタリック(斜体)。日本語の文字では書式が反映されません

  • 「U」はアンダーライン。文字の下に線が引かれます

  • 「S」は打ち消し線。文字を打ち消す線が引かれます

書式設定メニュー右上の「×」をタップすると、通常の入力画面に戻ります。

  • 元の画面に戻るには、書式設定メニュー画面の「×」をタップ

「スタイル」を使う方法

同じく書式設定の中にある他のメニューを使ってみましょう。一番上にある「タイトル」「見出し」などの表示は、文字をあらかじめ用意された大きさ・太さに装飾する「スタイル」という機能です。カーソルの置かれた段落を、表示されている大きさ・太さにすることができます。

  • 段落にカーソルを置き、書式設定メニューから「タイトル」をタップすると、この状態に

  • 段落にカーソルを置き、書式設定メニューから「見出し」をタップすると、この状態に

箇条書きにする方法

「箇条書き」メニューを使うと、文章を改行することで自動的に文頭に箇条書きの印が入ります。印は「-」「数字」「・」の3種類です。キーボードの改行キーを2回タップすると、箇条書きが終了します。

  • 箇条書きボタンをタップすると、行頭に印が入ります。×をタップして元の画面に戻り、文字を入力

  • 改行すると自動的に次の行頭にも箇条書きの印が入ります

  • 箇条書きを終えるときは、キーボードの改行キーを2回タップ。行頭の印が消え、通常の入力に戻ります

なお、文字を選択して後から箇条書きにすることも可能です。

  • 箇条書きにしたい文字(複数行)を選択。箇条書きボタンをタップする

インデントする方法

段落の左側のスペースを空ける「インデント」(字下げ)も設定できます。右のインデントボタンを押すと、スペースが徐々に広くなります。元に戻すときは左のインデントボタンを押します。

  • インデントしたい段落にカーソルがある状態で、右のインデントボタンをタップ。左側にスペースが空きます

  • 右のインデントボタンを繰り返し押すと、その分スペースが広くなります

  • 左のインデントボタンを押すと、元に戻ります

チェックリストを作る方法

「Aa」の隣にあるのは、チェックリストボタン。これを使うと行頭に◯のついた箇条書きになり、タップすると◯にチェックを入れることができます。簡単な持ち物チェックやToDoリストなどに活用できます。

  • チェックリストボタンを押すと行頭に◯が付きます。文字を入力して改行すると、次の行にも◯が付きます

  • キーボードの改行キーを2回押すと、チェックリストが終了します

  • 行頭の◯をタップすると、チェックを入れることができます