iPhoneには、最初からいろいろなアプリが搭載されています。しかしこれらは単に買ったらついてくるオマケ、というわけでありません。iOSと共に何年もかけて進化してきたものだけあって、使ってみるとどれもなかなか便利に作られているのです。そんなアプリをいかに使いこなすか、基本機能から便利な小技・裏技まで、ご紹介していきたいと思います。

今回は「メモ」アプリ。文章の覚え書き用としてはもちろん、箇条書きや簡単な表組み、書類のスキャンや手書きまで、幅広い活用が可能です。まずは、書類の新規作成や削除といった基本的な機能を使ってみましょう。

メモアプリに書き込んでみる

メモアプリは、メモ用紙に文字を書き込む感覚で使える非常にシンプルなもの。アプリを開き、新規作成ボタンをタップすると、新しいメモ用紙画面が表示されます。

  • 「メモ」アプリを開き、新規作成ボタンをタップ

  • 新しいメモ用紙画面が開きました。文字を入力することができます。書き終わったら「完了」をタップ

  • 左上の「メモ」をタップすると、メモ一覧に戻ることができます

写真を貼り付ける方法

メモには写真を貼り付けることができます。その場で撮影する方法と、iPhoneに保存されている写真を貼る方法のふた通りがあります。

その場で撮影した写真を貼り付ける

  • メニューの「+」ボタンをタップ→「写真またはビデオを撮る」

  • カメラが起動するので、その場で写真を撮影します→「写真を使用」をタップ

  • メモに写真が貼り付けられました

iPhoneに保存されている写真を読み込む

  • メニューの「+」ボタンをタップ→「フォトライブラリ」

  • アルバム一覧が表示されるので、貼り付けたい写真を選択→「完了」をタップ

  • メモに写真が貼り付けられました

その他のものを貼り付ける方法

メモできるのは文字や写真ばかりではありません。他のアプリからの連携で、保存しておきたい情報を貼り付けることが可能です。いろいろなアプリにある「シェア」機能から「メモに追加」を選択してみましょう。

Safariのリンクをメモへ送る

  • Safariを開き、メモしたいページのシェアボタンをタップ。「メモに追加」を選択します

  • この画面が出たら「保存」をタップ。テキストを追加したり、保存先のメモを選択することもできます

  • メモアプリにこのページへのリンクが画像入りでメモされました。タップするとSafariが起動しリンク先が開きます

マップの場所をメモへ送る

  • マップを開いてランドマークを選択(ピンをドロップでも可)、情報パネルの「共有」をタップ→「メモに追加」を選択

  • メモに場所の情報が保存されました。開いてタップするとマップにその場所が表示されます

ツイートへの直リンクをメモへ送る

  • Twitter(公式アプリ)でツイートを表示させ、メニューをタップ「その他の方法でツイートを共有」→「メモに追加」を選択

  • メモにツイートへのリンクが保存されました。開いてタップするとそのツイートが直接表示されます

YouTubeの動画をメモへ送る

  • YouTubeの再生画面から「共有」→「その他」→「メモに追加」の順にタップ

  • この画面で何の動画か書いておくとよいでしょう→メモに保存されました。開いてタップするとYouTubeでその動画が表示されます

不要になったメモを削除する方法

不要になったメモは削除することができます。削除すると「最近削除した項目」フォルダに移動した後、30日間経つと順次完全に消去されていきます。

  • メモ一覧でタイトルを左にスワイプ→削除をタップ

  • メモを開いて削除ボタンをタップしても削除できます