HowtoForgeに3月26日(米国時間)に掲載された記事「Linux more Command Tutorial for Beginners (5 Examples)」が、ページャコマンドmoreの基本的な使い方を紹介した。moreコマンドはターミナルで1ページ以上の量を持つテキストファイルなどを閲覧したり、出力がターミナル1つ分に収まらないコマンドの出力を閲覧したりする場合などに利用される。
moreコマンドの主な実行方法は次のとおり。
コマンド | 内容 |
---|---|
more ファイル名 | ファイルの中見を閲覧 |
コマンド | more | コマンドの出力を閲覧 |
moreコマンドでデータを閲覧している間は次のキーで操作が可能。
キー | 操作内容 |
---|---|
エンター | 1行分次を表示 |
スペース | 1ページ分次を表示 |
b | 1ページ分前を表示 |
/キーワード | キーワードを検索 |
moreコマンドとよく似たコマンドにlessコマンドがある。歴史的にはmoreコマンドよりもlessコマンドのほうが提供している機能が多い。ただし、現在ではmoreコマンドとlessコマンドを統合して同一のコマンドとして提供している環境もある。masOSやFreeBSDでは、moreコマンドとlessコマンドに同一のバイナリが使われている。