地下鉄新宿三丁目の真上にある新宿丸井本館の1階に、ネオンサインをモチーフにしたアップルのロゴが現れました。4月7日(土)の午前10時、この場所に新しいアップルストア「Apple 新宿」がオープンすることになります。

  • 新宿丸井本館の1階に現れたアップルのロゴマーク。この場所にApple 新宿がオープンする

  • 歩道に面した1階の部分は、店舗への入口を除いてすべてApple 新宿になるとみられる。かなりワイドな印象の店舗になりそうだ

店舗は黒いシートで覆われており、残念ながら店内の様子をうかがうことはできません。しかし、Apple 新宿の店舗は、アップル製品の購入や修理をしたいと考える人が来店するだけではなく、街を訪れた人がふらりと集う広場のような新しいコンセプトの店舗になるということです。

  • Apple 新宿への入口になるとみられる部分に設けられたアップルのロゴマーク。店内の様子はまったく見えない

  • ネオンサインをモチーフにしているのは、国内屈指の繁華街である新宿をイメージしたものとみられる。輪郭の部分は色が七色に変化する

  • 4月7日のオープン日も記されている。下のQRコードを読み込むと、Apple 新宿のWebサイトにアクセスできる

そのコンセプトで設計されたサンフランシスコの店舗は、正面のドアがとても大きく開く構造になっていて、お店が外の歩道と一体化したかのような感覚を受けるのが特徴。お店に入るということを意識せずにふらりと店内に歩みを進められ、まさに街にある広場のような感覚で人が集まるよう工夫されています。Apple 新宿の店舗も、そのような思想で設計されていると予想されます。

  • 2016年にサンフランシスコにオープンしたアップルストア。歩道に面した位置口のドアは巨大なうえ、これほど大きく開く

  • 歩道から店内を見たところ。歩道と店内が仕切られているイメージはまったくなく、歩道を歩いている人がふらりと店内に入っていける

  • お店の奥にはこのようなスペースが用意されており、自由に休憩したり会話を楽しめるようになっている

アップルのWebサイトで公開されたApple 新宿のイメージビデオでは、「あなたのアイデアを光らせよう」というキャッチフレーズとともに、「フォトウォーク」「キッズアワー」「ミュージックラボ」など無料の体験型レッスンを毎日実施することをアピールしています。

なお、通りの向かいにある伊勢丹新宿店の1階には、Apple Watchを取り扱う「Apple Watch at Isetan Shinjuku」が入っています。Apple 新宿の開店後、こちらの店舗がどうなるかは未定とのことです。

  • 通りの反対側には、Apple Watch at Isetan Shinjukuが入居する伊勢丹新宿店(右)がある

アップルストアの紹介ページには、「2018年予定」と書かれた2種類のアップルのロゴが掲載されており、年内にあと2店舗のアップルストアをオープンすることを示唆しています。それぞれ模様やデザインが異なっているので、どの都市にできるのか想像してみてください。

  • 編んだ竹のようなイメージのグラフィックス

  • 立体のだまし絵のようなグラフィックス