ASUS Store Akasakaの一番の魅力は、何と言っても修理やパーツ換装などを急いで行いたいときに持ち込んで相談できること。ここでは、実際にユーザーが店舗を訪れ、修理を依頼して受け取るまでの流れを写真で追ってみましょう。
通常修理や初期設定、クリーニング、メモリ増設、代替機の貸出といったサービスを受ける場合、事前の来店予約が必要になります。
店舗入り口にはチェックイン用のタッチ対応モニターを設置しており、予約内容を入力すれば受付票が発行され、チェックインからカウンターでの対面サポートまで迷わずスムーズに進めます。
事前に修理内容を登録しておけば、ユーザー情報や製品情報などを速やかに確認でき、実機を預けるまでの作業が滞りなく進みます。もちろん、気になることが他にもあれば併せて相談できます。ここではZenfoneのバッテリー交換を依頼した想定して進んでいます。
預けた実機は店舗奥の修理ブースに持ち込まれます。ここは普段はメディアにも公開されないスペースで、今回特別に一部が公開されました。
Zenfoneのバッテリー交換の場合、実際の作業は半日も掛からないものの、きちんと検証して返却するために1~1.5営業日の時間を取っています。「Zenfoneの保証対象のメニューについては、ゆくゆくは最短1時間での返却が可能になるよう、効率化して詰めていきたい」と、ASUS JAPAN カスタマーサービス部の朱彦錡セールスサポートマネージャーは言います。
その他の製品については、基本的には実機を受け取ってから受け渡しまで3営業日で返却できる仕組みになっています。ただし、ゲーミングPCなど一部の製品は、この店舗で受付と受け渡しに対応するものの、実際の修理は修理センターに転送して行う場合があるそうです。
同社の営業統括本部 EC&パートナー営業課の中村正志マネージャーによれば、「この形態のカスタマーセンターはASUSとしては世界初」とのこと。今回、この店舗を出店した狙いはどこにあるのでしょうか。
「台湾を本社とする当社では、日本製品の品質に常々敬意を払い、日本のユーザーが満足すれば世界中のどこの国でも満足してもらえると考えております。当店舗により日本のユーザーのニーズを満たしていくことで、当社は一層の成長が図れるものと期待しています。赤坂のこの店舗が順調に軌道に乗れば、同様の店舗を世界中で展開できるかもしれません。駆け込み寺として頼られる存在となるよう尽力していきます」(中村マネージャー)。
都心部のユーザーがアクセスしやすい、赤坂見附に誕生した同社初の路面店型のカスタマーサポートセンター。ASUSユーザーの心強いサポート拠点になりそうです。