パナソニックは1月26日、液晶テレビの新モデルとして、4K VIERA「FX750」シリーズと「FX600」シリーズを発表した。両シリーズとも、55V型、49V型、43V型を用意。2月23日より発売する。

FX750シリーズ

  • パナソニック、液晶テレビ、4K VIERA、FX750

    4K VIERA「FX750」シリーズ(55V型)

FX750シリーズは、リビング使用に配慮した4K 液晶テレビ。店頭予想価格(税別)は、55V型が260,000円前後、49V型が220,000円前後、43V型が190,000円前後。

地上/BS/110度CSデジタルチューナーを3基を内蔵し、2番組同時録画に対応。スピーカーは15W+15Wのフルレンジ×2基を内蔵する。HDRの規格は「HDR 10」と「HLG」に対応。部屋の明るさに合わせてHDR画質を自動調整する「明るさ連動HDR」機能も搭載。

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    4K VIERA「FX750」シリーズ(55V型、背面)

コントラスト感のある映像を様々な角度から楽しめるよう、視野角の広い「4K高輝度IPSパネル」を採用。「バックライトエリア制御」と「エリアコントラスト制御」からなる「Wエリア制御」によって、高コントラスト感と明暗の表現力を両立した。

独自の高画質技術「ヘキサクロマドライブ」は、心臓部である3次元カラーマネジメント回路「3D-LUT」が進化。暗部の再現性と「高輝度対応色補正処理」による明部の鮮やかさが向上している。低解像度のコンテンツを4Kにアップコンバートする「4Kファインリマスターエンジン」も新回路に変更され、映像を部分ごとに解析してノイズを抑え解像感のある映像に変換する。

本体のスタンドは吸着機能が備わった「転倒防止スタンド」になり、地震の際にも倒れにくくなっている。

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  • パナソニック、液晶テレビ、4K VIERA、FX750
  • スタンドの吸着機能をオンオフするボタン

スマートフォンとの連携機能は、専用アプリ「Panasonic Media Access」を使用。放送中の番組や録画した番組などを、スマートフォンから視聴できる。また、スマートフォン用アプリ「TV Remote2シンプルモード」を使うことで、電源オンオフ、早戻し/早送り、音量調節といった基本操作も可能だ。

映像入力インタフェースはHDMI×4系統、コンポーネント入力×1系統、ビデオ入力×1系統。ヘッドホン/イヤホン端子、有線LAN×1基、USB×3基なども装備する。本体サイズと重量(スタンドあり時)は、55V型がW1,235×D245×H770mm / 約24kg、49V型がW1,099×D245×H694mm / 約20.5kg、43V型がW974×D225×H624mm / 約17.5kg。

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    リモコン

FX600シリーズ

FX600シリーズは、FX750シリーズの機能をいくつか省いたモデル。店頭予想価格(税別)は、55V型が200,000円前後、49V型が170,000円前後、43V型が140,000円前後。省略された機能は、「ヘキサクロマドライブ」「Wエリア制御」「転倒防止スタンド」などと、いくつかの端子類。

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    4K VIERA「FX600」シリーズ(55V型)

高画質機能にはカラーマネジメント回路「色忠実補正回路」を搭載。多くの補正ポイントを持つことで、鮮やかで忠実な色を再現する。

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    4K VIERA「FX600」シリーズ(55V型、背面)

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    リモコン

映像入力インタフェースはHDMI×3系統、コンポーネント入力×1系統、ビデオ入力×1系統、ヘッドホン/イヤホン端子、有線LAN×1基、USB×2基。地上/BS/110度CSデジタルチューナーは2基を内蔵。

本体サイズと重量(スタンドあり時)は、55V型がW1,240×D232×H777mm / 約18kg、49V型がW1,102×D232×H699mm / 約15kg、43V型がW974×D232×H624mm / 約11kg。