東芝クライアントソリューションは24日、携帯できるエッジコンピューティングデバイス「DE100」をリニューアル。2017年8月に発表した「DE100」を、新ブランド「dynaEdge」としてラインナップを拡充する。発売は2月中旬。

「DE100」は、はIoT機器とクラウドサーバの間に位置し、サーバ側で行っていた機能の一部を担うコンピューティングデバイス。ネットワークやサーバの負荷を軽減し、通信速度によらない、よりリアルタイム性の高いデータ処理・分析が可能となる。「DE100」にはWindows 10 Proがインストールされ、通常のPCとしても利用できる。

"dynaEdge"ブランドとして展開する「dynaEdge DE100」は、新たにWindows 10 IoT Enterpriseを搭載するモデルを用意した。また、MicrosoftのAIサービス「Cognitive Services」でのエッジデバイスとしても検証を行っている。

また、DE100と組み合わせて使うメガネ型ウェアラブルデバイス「AR100」および、遠隔支援アプリケーション「Vision DE Suite」も2月中旬に発売することも決定した。DE100はこれら製品と組み合わせることで、経験が必要なメンテナンス業務や、倉庫内でのピッキング作業などで、効率化を見込めるとする。