レノボは1月8日(米国時間)、ラスベガスで開催中の「CES 2018」にて、Googleの音声アシスタント機能「Google Assistant」に対応したスマートディスプレイ「Lenovo Smart Display」を発表した。スクリーンサイズ別に、8インチと10インチの2モデルを用意し、発売日は2018年夏とアナウンスされているが、日本がこれに準じるかは不明。価格は8インチが199.99ドル(税別)、10インチが249.99ドル(税別)。
Lenovo Smart Displayは、米QualcommのSoC「Snapdragon 624」に搭載された「Home Hub Platform」をベースに開発。ディスプレイにはIPS方式でタッチ対応の液晶を採用し、画面解像度は10インチが1,920×1,200ドット、8インチが1,280×800ドット。本体に10ワットのフルレンジスピーカーと5メガピクセルのカメラを備えた。このほかミュートボタン、カメラのシャッターボタン、ボリューム調整ボタンを装備。横向き、縦向きのどちらでも利用可能だ。
たとえばディスプレイに向かって「OK、Google」と呼び掛け、Google Assistantを利用することで、登録したスケジュールや天候の確認ができる。このほか、行きたい場所を伝えると、混雑情報を加味した経路をディスプレイのGoogle Maps上に表示してくれる。
内蔵メモリは最大2GBで、ストレージ(eMMC)は最大4GB。8インチはBluetooth 4.2(BLE)、10インチはBLEに対応。Wi-Fiは2.4GHz帯のほか、5GHz帯のIEEE 802.11acをサポートしている(2×2 MIMO)。8インチの本体サイズはW142.2×H263.2×D111.4mm、重量は1kg。10インチの本体サイズはW173.9×H311.4×D136.0mm、重量は1.2kg。