明治大学(明大)は、3Dプリンタ・カーナビを用いて行き先に応じた物品推薦・提供を行う車載システムを開発したと発表した。同システムを使用することにより、車載の3Dプリンタで到着時間に合わせて必要な物品を出力することできる。

  • システムインタフェース

    システムインタフェース

  • 3Dプリント部

    3Dプリント部

同研究は、明治大学大学院理工学研究科の秋山耀(博士前期2年)、総合数理学部の宮下芳明教授の研究グループによるもので、同研究成果は、2018年1月22日~23日に沖縄県で開催される「情報処理学会第176回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会」で「3DPrinCar:行き先に応じた物品を推薦・提供する乗用車」と題して発表予定となっている。

開発された車載システムは、カーナビに行き先を設定すると、その行き先に応じた物品(山なら山用品、海なら海用品)を検索し、インタフェース上にカテゴリ一覧として表示する。物品を選択後は、その物品を3Dプリントして到着までに入手するか、店舗を経由し購入するかを選択できる。3Dプリントする場合は、到着時間に合わせて精度を調整し、最良の品質で到着までに造形完了する。また、同研究グループは、この乗用車による旅行体験の変化についても調査分析したということだ。