LUMIX G9 PROの"勘所"を上映スライドで紹介!

発表会のステージでは、パナソニック アプライアンス社 イメージングネットワーク事業部 事業部長 山根洋介氏がLUMIX G9 PROのコンセプトについて解説。先に発売されたLUMIXのフラッグシップ機「LUMIX GH5」が「世界的に静止画より動画撮影に多く使われている」と述べ、これに対し、動画撮影機能を簡略化し(といっても十分な機能と性能を持っているが)、静止画撮影機能を強化、静止画を重視するプロカメラマンやハイアマチュア向けに「もうひとつのLUMIXフラッグシップ機」としてLUMIX G9 PROを開発したことを紹介した。

パナソニック アプライアンス社 イメージングネットワーク事業部 事業部長 山根洋介氏

LUMIXの4つのコアコンピタンス「高画質」「高速性能」「小型・軽量」「動画性能」

パナソニックは、2017年より静止画とハイブリッド(動画&静止画)2トップ戦略をスタートする

LUMIX G9 PROの絵作り思想は「生命力・生命美」。従来、ヴィーナスエンジンはパンチのある色を出す印象だったが、LUMIX G9 PROのアウトプットには色や線がより自然な印象を受ける

LUMIX G9 PROの3つのデザインコンセプト。どれも納得だ

続いて、パナソニック アプライアンス社 イメージングネットワーク事業部 商品企画部 部長 津村敏行氏が登壇。新製品の特長や機能について詳しく紹介した。

パナソニック アプライアンス社 イメージングネットワーク事業部 商品企画部 部長 津村敏行氏

LUMIX G9 PRO、5つの特長

LUMIXの絵作り思想はLUMIX G9 PRO以降の製品にも共通で受け継がれ、機種が変わるごとに絵作りが変わるということがなくなるという

LUMIXの絵作りを支えるキーデバイスは「20.3メガDigital Live MOSセンサー」と「新世代ヴィーナスエンジン」

ジャイロセンサー×撮像センサー×加速度センサーによる6.5段のボディ内手ブレ補正に加え、Dual I.S.2により、望遠域でも6.5段の効果を得られる

80MB ハイレゾモードを搭載。センサーをシフトさせながら8回撮影し、縫合することで解像度を上げる

世界最速のAF合焦速度を実現した高速・高精度 空間認識AFの仕組み

AFCで20コマ/秒の連写速度(電子シャッター時)を実現!

瞳AFの進化とともに、新機能「人体認識」を搭載

0.83倍の大画面EVFは、まるでフルサイズ機のファインダーをのぞいているかのよう。視野率はわずかに100%に及ばない印象を受けた

フルマグネシウム合金外装をはじめ、まさにプロスペックの豪華仕様。USB充電・給電にも対応する

こだわりのデザインディテール

好評の「LEICA DG VARIO ELMARIT F2.8-4.0」ズームレンズシリーズ。50-200mm/F2.8-4.0も鋭意開発中とのこと

手持ち撮影も可能な「LEICA DG ELMARIT 200 mm/F2.8/POWER O.I.S.」

「LEICA DG ELMARIT 200 mm/F2.8/POWER O.I.S.」の特長解説。右側のグラフはMTF曲線

一眼レフ用の400mm f2.8レンズとの比較イメージ

「LEICA DG ELMARIT 200 mm/F2.8/POWER O.I.S.」で撮影された作品

フォーカスプリセット機能の解説

テレコンバーター有無時の比較