マネーフォワードは11月16日、グループ会社であるMF KESSAIが運営する企業間後払い決済サービス「MF KESSAI」と、スペースマーケットが運営するスペースを一時間から貸し借りできるマーケットプレイス「スペースマーケット」が連携を開始したことを発表した。

「スペースマーケット」は、シェアリングエコノミーと呼ばれる、場所・乗り物・モノ・人・お金などの遊休資産をインターネット上で貸借や売買、交換する新しい領域のサービス。これまで、シェアリングエコノミー領域のサービスの決済では、資金回収の不安などから「クレジットカード決済」「銀行振込(前払い)」など前払いを基本としていたが、法人利用においては請求書払いのニーズが高く活用が難しいという面があったという。

今回、両サービスがAPIで連携することによって、「スペースマーケット」利用者の正確な取引データを高いセキュリティレベルで自動取得することが可能になる。従来スペースマーケットが負担していた請求データ入力の手間を解消し、法人の「請求書払い(後払い)」ができるようになる。

API連携による請求業務フローの変化