Microsoftは13日(現地時間)、Skypeを利用してオンラインビジネスをすぐに始められる「Skype Professional Account」プレビュー版を米国で開始したことを、公式ブログで明らかにした。Skype Professional Accountはクライアントとのビデオ会議に加えて、支払いの受け入れやスケジュール設定、メモ管理といったオンラインビジネスを支援する機能を備える。

Announcing the Skype Professional Account Preview—doing business online made easy(Skype公式ブログより)

英会話教師や音楽の教師、パーソナルトレーナーやチェスのインストラクターなど、顧客先に訪れなくともビデオ通話で実践できる業種に対して、オンラインビジネスの一元管理が可能。また、Skypeのグループ検索機能を通じた顧客獲得機会を増やすため、拡張プロファイルページや中堅中小企業向けWebサイトを用意する。

Microsoftは「(Skypeの利用シーンは)友人や家族とのチャットだけではなく、音楽レッスンなどの個人指導などさまざまな用途に用いられている」と述べ、Skypeを活用したビジネス機会の拡大と、プラットフォームの拡充を目指している。なお、執筆時点で米国以外での展開は明らかにしていない。