Samsung Electronicsは10月4日(韓国時間)、Microsoftの複合現実(Mixed Reality)に対応したヘッドセット「Samsung HMD Odyssey」を発表した。2017年後半に米国、中国、韓国、ブラジル、香港で発売を予定する。米国では10月3日より予約を開始する。

Samsung HMD Odyssey

2基の3.5型AMOLEDディスプレイを搭載したヘッドセットで、有機ELならではの鮮やかな発色と濃い黒を提供するするという。解像度は1,440×1,600ドットで、リフレッシュレートは90Hzまたは60Hz、視野角は110度。

また、サウンド面ではAKGブランドのヘッドホンを搭載。空間音響を提供する「360°Spatial Sound」が付属し、サラウンドサウンドに対応する。さらにアレイマイクを備え、ヘッドセットを取り外すことなく、ボイスチャットが可能。Cortanaもサポートする。

センサーはジャイロメータ(6軸)、加速度計(6軸)、コンパス(3軸)、近接センサー、IPDセンサ。インタフェースはHDMI 2.0×1、USB 3.0×1。本体サイズはW202×D131.5×H111mm、重量は645g。

専用コントローラは、ジャイロメータ(6軸)、加速度計(6軸)、コンパス(3軸)を内蔵。サイズはW154.2×D119.1×H119.1mm、重量は160g。