Appleは9月22日、iPhone 8/8PlusおよびApple Watch Series 3を発売します。Apple Watch Series 3はLTE通信に対応するCellularモデルが追加され、ドコモ、KDDI、ソフトバンクはApple Watch Series 3向けの通信プランを発表しています。
結局のところ、新iPhoneを割賦で購入すると、通信料金を含むトータルの支払額はどうなるのでしょうか? またApple Watchのセルラーモデルも使うとなると、追加でいくら通信費はかかるのでしょうか?
まずはiPhone 8(64GB)を購入した場合の、毎月の支払い額を税込で比べてみます。使用データ量を1~2GBと抑えた最安プラン、5GBの標準的なプラン、大容量の20GBプランの松竹梅で算出しました。おそらくこれらが最も一般的に選ばれるプランであろうと思われます。
これらの料金は、端末購入時に全ユーザーに適用される割引を適用した単回線型の料金です。固定回線とのセット割や、家族間でのデータシェアプラン、その他の割引は考慮していません。新料金プランの端末代金は、KDDI、ソフトバンクともに本来は「48回」支払いですが、ここでは「実質支払い回数」で表記しています。
各自の利用状況やポイントプログラムなどによって差額が出る可能性はありますが、iPhone 8(64GB)を購入する場合、どのプランでもauの新料金プランが最もおトクな計算になりました。
ではApple Watch Series 3セルラーモデルの通信プランはどうでしょうか? こちらも税込で比較しました。
ドコモ「ワンナンバーサービス」
- 月額料金:540円(日割り計算)
2018年3月31日までに初回申し込みの場合、初回180日間無料
- ワンナンバー登録手数料:500円/回
2018年3月31日まで登録手数料無料
KDDI「ナンバーシェア」
- 月額料金:378円
2018年12月31日までに初回申込みの場合、最大6カ月無料
- 手数料:なし
ソフトバンク「Apple Watch モバイル通信サービス」
- 月額料金:378円
2018年3月31日までに初回申込みの場合、6カ月無料
- 手数料:なし
月額料金ではKDDIとソフトバンクが最もリーズナブルで、現時点でのキャンペーン期間はドコモとソフトバンクが長く設定されています。Apple Watchのセルラーモデルでデータ通信を利用する場合は、iPhone(親機)の月額料金に加えて上記の料金を加算すると、トータルの月額料金が算出できます。
簡単な足し算ですが、Apple Watchの通信プランを足しても、MNPの場合はauの新料金プランが最も安い計算になりました。iPhone 8/8PlusやApple Watch Series 3購入時の参考にどうぞ。