村田製作所は、眼鏡、時計などのウェアラブルアクセサリーや、検体チューブなどのヘルスケア関連向けの小型RFIDタグ「LXMSJZNCMF-198」を商品化し、8月から量産開始したと発表した。

「LXMSJZNCMF-198」では、同社の多層セラミック基盤の技術を用いて、小型で高感度を利点とするICチップ「Impinj Monza R6」とアンテナをパッケージ化することで、省スペース(1.25mm×1.25mm×0.55mm)でありながら良好な通信機能を実現したという。ICチップを提供するImpinjはRAIN RFIDソリューションの大手プロバイダであり、2社共同でRAIN RFIDの技術普及を目指していくとしている。

ウェアラブルアクセサリーや、ヘルスケア関連向けの小型RFIDタグ「LXMSJZNCMF-198」

なお、同製品は、2017年9月13日~15日に東京ビッグサイトで開催される「第19回自動認識総合展」に出展される。