ポータブル3次元計測ソリューションを提供するクレアフォームは7月31日、3Dテクノロジーによる非破壊検査(NDT)を、航空宇宙産業に拡大することを発表した。 3Dテクノロジーによる非破壊検査

具体的には、同社のポータブル3Dスキャナ「HandySCAN 3D」 と組み合わせた表面検査ソフトウェアで、従来の方法では判断が難しい、機体や翼のひょう害、バードストライク、落雷被害による航空機部品の不具合の外表面マッピングの評価を可能にするという。

HandySCAN 3Dによるひょう害評価ソリューションの様子

現在、同社は航空整備業界のニーズを適切に反映させるために、航空機メーカーと連携してβ版のテストを行っているという。なお、表面操作ソリューションの発売は2017年10月を予定している。