Q4.どういうビジネスモデル? 今後どうしていく予定?
【ひとこと回答】
- jigブラウザ……うちはずっと有料(ガラケー向け)
- Vivaldi……EXITではなく、サステナビリティ重視
- Sleipnir……アフィリエイト/フェンリルとユーザーの接点
- Smooz……ほとんどしていません
次のテーマは「ビジネスモデルと今後の予定」。
福野氏(jigブラウザ):月額料金で提供している(月額648円)。
松野氏(Sleipnir):ビジネスモデルという意味ではアフィリエイト。ただ、フェンリルという会社がユーザーに気に入ってもらえることが、フェンリルの利益につながるかなと。実際に企業とアプリを共同開発する事業では、「Sleipnirを知ってます」と言ってくれるお客さんもいる。稼ぐのはアプリ受託事業、という側面はある(笑)。
冨田氏(Vivaldi):コミュニティとしてのサステナビリティという感じ。今は検索エンジンからの収益メイン。開発メンバーは元々Operaのメンバーが多いが、Operaは上場して自分たちが思っていたものづくりができなくなった側面があった。その反省を踏まえ、開発を続けていけるだけのビジネスモデルを持ちつつ、皆でこだわったものを作れり続けていけるモデルができればいいなと。
加藤氏(Smooz):将来的にはサーチレベニュー(検索による収益)や、アフィリエイトなどからやっていこうと思っている。最近はツール系のアプリにもマンスリーサブスクリプション(月額課金)が解禁されたので、この辺はやっていこうと。しかし、一番自分がSmoozに可能性を見出しているのは「費やせる時間が多い」ことと、「起動回数が多い」こと。アプリで可処分時間をいかに費やしてもらえるかは大事なことで、今はブックマークを貯めると、自分の好きなサイトのまとめサイトを作れる機能を作ろうとしている。ユーザーが費やしている時間をいかにビジネスにつなげるかは考えている。