一般社団法人 Mozilla Japanは、組織名を「一般社団法人 WebDINO Japan」(ウェブディノジャパン)に変更し、3日から活動を開始した。

WebDINO Japanの公式サイト

Mozilla Japanは、2004年に米Mozilla Foundationの公式支部として発足。非営利法人としてブラウザ「Firefox」の普及活動を通じ、オープンソースの啓発やウェブ標準技術の推進などを実施してきた。設立から13年を経て、当初のミッションは日本でも浸透し、より広い視野でのWeb技術利用やオープンイノベーションの拡大に取り組む必要が出てきたため、「公式支部という立場からは離れて活動すべき」という方針を米Mozilla Corporationが決定したという。

新社名の「WebDINO Japan」は、WebのDiversity(多様性)・Internationalization(国際化)・Neutrality(中立性)・Openness(公開性)を表している。

今後は、Web技術のさらなる普及や、ソフトウェア以外の領域におけるオープンソース手法の活用拡大などを軸に、コンサルティングや技術開発支援、コミュニティ支援、教育・啓発活動などに注力するとのこと。

Firefox日本語版の配布、Mozilla製品の情報は、従来と変わらず米Mozilla公式サイトから提供される。