arrows M04の大きな特徴のひとつが、IPX5/8の防水性とIP6Xの防塵性能に加え、食器用洗剤や泡タイプのハンドソープでの水洗いにも対応したこと。画面に付着した指の脂などをキッチンや洗面所でじゃぶじゃぶ洗える。イヤホンジャックやバッテリー端子などに水が入っても問題なく、泥まみれや粉まみれの汚れでもしっかり洗い流せる。

防水性や防塵性だけでなく、落下や耐圧など堅牢性に関わる要素も磨きを掛けており、米国国防総省の調達基準であるMIL規格の23項目に準拠。落下衝撃を分散する、丸みを帯びたリジッドベゼルや、割れにくいゴリラガラス、0.3mmのシールド形状の画面保護フレームの採用、さらにステンレスフレームの追加などにより、1.5mの高さからコンクリートに26方向で落下させる独自試験もクリアする高い堅牢性を実現した。

会場では洗面台を用意して、実際にハンドソープや食器用洗剤で丸洗いするデモや、ディスプレイに加圧するデモなども行っていた。

arrows M04をハンドソープで洗うデモンストレーション。前面や背面はもちろん、カメラレンズや、サイドのボタン、上下の端子部も余さず洗う

水でしっかりゆすぐ。写真はイヤホンジャックに水を注ぎ込んでいるところ。最後に乾いたタオルで丁寧に水気を拭き取る

ディスプレイの一点に圧力を加えるデモの様子。写真では61.3kgの加圧をしているのが分かるが、スペック上は100kg以上の加圧に耐えるという