ソニーは7月11日、4K HDRに対応した有機ELテレビ「BRAVIA A1」の77V型モデル「KJ-77A1」を発表した。発売は8月5日。価格はオープンで、推定市場価格は税別2,500,000円前後。

77V型のKJ-77A1

A1シリーズは、2017年6月に65V型の「KJ-65A1」と55V型の「KJ-55A1」が発売。77V型モデルもかねてより発売が予告されていたが、このたび正式にアナウンスされた。

KJ-77A1の基本性能は65V型や55V型と同じ。ソニーの最上位プロセッサー「X1 Extreme」を有機ELテレビ向けにチューニングして搭載し、高画質を実現する。また、超解像エンジン「4K X-Reality PRO」も内蔵している。画面の傾斜は5度で固定となっており、ベゼルの幅は極狭に設計、これにより再生した映像だけが浮かんで見えるようなデザインに仕上がっている。

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音響面では、テレビの画面そのものから音が出るよう設計。背面の左右に搭載したパーツ「アクチュエーター」によりフロントパネルを振動させて音を出す。同技術は「アコースティック サーフェス」と呼ばれ、前述した特別なデザインとの組み合わせにより、映像と音が融合したような没入感の高い表現を可能にしている。なお、低域は背面のスタンド部分に搭載したサブウーファーで再生する。

実用最大出力は50W (10W×5)。チューナーは地上/BS/110度CSデジタル×2基を搭載。インタフェースはHDMI入力×4、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン出力×1 (サブウーファー出力兼用)、アナログ音声出力×1、USB×3、有線LANなどを装備している。ワイヤレス機能はBluetoothと無線LANに対応。

サイズはW172.1×H99.3×D39.9cm、重量は45.3kg(いずれもスタンド含む)。別売ユニット「SU-WL450」を使うことで、壁掛けも行える。