ディラックは17日、台湾Lian Li製のフルタワー型PCケース「PC-O11WGX」を発表した。5月19日から発売し、価格は44,800円(税別)。

PC-O11WGX

ASUSのゲーミングブランド「R.O.G.」認証を受けたフルタワー型PCケース。フロントパネルには、R.O.G.シリーズを印象づける「マヤパターン」と呼ばれる幾何学模様をデザインしている。ベースとなったケースは「PC-O11」で、前面(半分)とサイドパネルに強化ガラスを使用。ケース内部は、マザーボードベースを境界にして2つのエリアに分離し、表面と裏面で発熱デバイスを区分けすることで冷却効率を高めている。

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標準でファンは搭載せず、オプションで前面に120mm×3基(マザーボードスペース)、上面に120mm×3基、底面に120mm×3基を搭載可能。マザーボードベースに冷却ファンを埋め込むことで内部の空気の対流を防ぐこともできる。

ストレージベイ数は、内部3.5インチ×4基、内部2.5インチベイ×4基。ライザーカードと拡張パネルが標準で同梱されており、グラフィックスカードなどの拡張パーツを縦に配置できる。

そのほか主な仕様は、拡張スロット数が8基、拡張カードスペースは長さ430mm、厚さ150mmまで、CPUクーラーの高さは150mmまで、搭載電源の奥行きは430mmまで。外部インタフェースは、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0×2、HDオーディオ。本体サイズはW277×D457×H506mm、重量は10.6kg。対応フォームファクタはE-ATX / ATX / マイクロATX。