NTTデータ イントラマートは5月11日、個人のルーティン業務を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)と、複数のシステムにわたる複雑な業務プロセスを効率化・自動化するBPM/ワークフローを組み合わせることによって、業務全般の自動化・生産性向上を実現する「IM-RPA」を5月から提供開始すると発表した。

同ソリューションにより、定型的な作業及びルールに基づく人間の判断作業をRPAのロボットによる自動実行に任せながら、それらの実行結果をBPM/ワークフローにより業務プロセス全般で受け渡していくことが可能となる。そのため、これまで単純な個人作業の自動化にとどまっていたRPAの活用を、さらにその前後にある業務プロセス全般の自動化にまで拡張させることができるようになるという。

製造業における業務プロセス(一例)

RPA単体の場合とRPAと前後の業務を組み合わせた場合のイメージ

また、「IM-RPA」はBPMと連携することで、業務プロセスのパフォーマンス測定が可能となり、RPA単体では難しかった「ROI計測」や「PDCAサイクルによる改善」が可能になるとしている。