子供にゲーム感覚で運動やお手伝いを促すGARMIN VIVOfit jr.

「GARMIN VIVOfit jr.」は、子供向けのアクティビティトラッカーだ。色はBroken Lava、DigiCamo、RealFlowerの3色。対象年齢は3~10歳となっており、リストのサイズが固定となっている。子供自身が操作できない場合でも、子供のライフログバンドとして親が使える点がポイントだ。一日の歩数、睡眠時間、運動時間などが計測でき、稼働時間は約1年。50m防水に対応し、入浴中や睡眠時も含めて一日中装着可能だ。

子供が積極的に体を動かしたくなる、4つの機能を備えている。

GARMIN VIVOfit jr.も側面にボタン類が一切ない

時計を表示したところ

正面に1つだけ用意されたボタンで表示を切り替える。ブタの貯金箱のアイコンにコインが280枚貯まっている

スマートフォンの専用アプリと連動してコインを受け取ったり、コインを消費してごほうびアイテムをもらったりできる

1つは、スマートフォン用の専用アプリと連動し、ゲーム感覚でコインを獲得する機能。あらかじめ親子の間で「お手伝いしたらコインを1枚獲得」などと決めておくことで、親が子供にコインを与えられる。溜まったコインは一定数で「ごほうび」と交換できる。

GARMIN VIVOfit jr.を子供が装着したイメージ

もう1つは、Garminのライフログデバイスで家族の活動量を比較できる機能。家族でその日一番たくさん歩いたのが誰かを競争するといった遊びに利用可能だ。

このほか、一日60分間の運動目標を達成すると、おもしろい生物などが見つかるアドベンチャートレイルを探検する機能や、歯磨きの時間や読書などのタスクを設定して、カウントダウンするタスクタイマーを搭載する。

子供がゲームばかりして家から出ない、歯磨きや片付けなどの習慣化が上手く身につかない……などと悩んでいる家庭に良さそうだ。なお、学校によっては児童によるこうしたデバイスの装着を許可しないケースもあるので、登校時に装着させるかは注意したい。

ディスプレイサイズはW10×H10mm、重量は17.5g。ディスプレイ解像度は64×64ピクセル(モノクロ)。電源はCR1632電池を使用する。