水冷化したGTX 1080 Tiカードも

今週も、オリジナルクーラーを搭載したGeForce GTX 1080 Tiグラフィックスカードが各社から続々と登場している。

GIGABYTEの「GV-N108TGAMING OC-11GD」は、トリプルファンの「WINDFORCE 3X」クーラーを搭載したモデル。コアクロックは1544/1657MHz(OC mode時)と、上位モデルに比べると上げ幅はやや控えめだが、ホワイトカラーの2スロット厚クーラーは特徴的だ。価格は106,000円前後。

GIGABYTEの「GV-N108TGAMING OC-11GD」。AORUSブランドではない

クーラーのカラーはホワイト。GeForce GTX 1080 Tiではちょっと珍しい

ZOTACの「GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme」(ZT-P10810C-10P)は、トリプルファンの「IceStorm」クーラーを搭載したモデル。3スロット厚の大型クーラーになっており、コアクロックは1645/1759MHzと高速だ。補助電源は8ピンが2個。価格は118,500円前後となる。

ZOTACの「GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme」。カードの厚さは56.6mm

GPUの電源供給を最適化する制御チップ「Power Boost」を2個搭載する

ASUSの「TURBO-GTX1080TI-11G」は、リファレンスと同様の外排気クーラーを搭載したモデル。高耐久の「デュアルボールベアリングファン」を搭載し、従来に比べ最長2倍の長寿命を実現した。コアクロックは定格の1480/1582MHz。価格は97,000円前後と安い。

ASUSの「TURBO-GTX1080TI-11G」。2スロット厚の外排気クーラーを搭載

出力端子の構成。HDMI端子を2個備えており、VRを楽しむのに適している

またオリオスペックでは、ショップ側で水冷クーラーに換装した製品を販売中だ。カードはFounders Editionで、水冷ブロックはEK Water Blocks製の「EK-FC Titan X Pascal - Nickel」。価格は126,360円と、個別に購入した時とほぼ同じなので、換装に自信が無い人などには特にオススメだ。

オリオスペックが独自に水冷化したGeForce GTX 1080 Tiカード

Founders Editionなので、出力端子はDisplayPort×3とHDMIとなる

さらに派手なLED付きDDR4メモリ

先週のCorsairに続き、G.Skillからも光るDDR4メモリ「Trident Z RGB」が発売となっている。ヒートシンクの光る面積が広く、見た目はとにかく派手。発光機能はASUSのAura Syncに対応しており、各パーツとの連動が可能だ。容量は8GB×2枚で、TSUKUMO eX.での価格はDDR4-2400が26,784円、DDR4-3200が28,944円、DDR4-4266が42,984円。

G.Skillの「Trident Z RGB」。発光する面積がかなり広い

TSUKUMO eX.のデモ機。CorsairとG.Skillのメモリが使われている