レーベルゲートは4月12日、音楽ダウンロードサービス「mora」において、DSD 11.2MHz音源の配信を開始した。

Stereo Sound Hi-Res Reference DSD 11.2MHz/1bit

第一弾として、ハイエンドオーディオ誌を出版するステレオサウンド社が制作した、TOMA & MAMI with SATOSHIの『Stereo Sound Hi-Res Reference DSD 11.2MHz/1bit』を独占先行配信する。

レコーディングは、PCMとDSDのデジタル録音機器を並列で稼働し、同時録音して行っている。録音とサウンドプロデュースは、ミキサーズラボのサウンドプロデューサー&レコーディングエンジニアであり、日本音楽スタジオ協会の会長も務める高田英男氏が担当した。また、聴き比べ用にFLAC 44.1kHz/16bitの音源も付属する。

同時に、DSD 5.6MHz版や192kHz/24bit版も配信を開始。いずれもDSD 11.2MHzからのダウンサンプリングではなく、別々の録音機器で同時録音を行ったオリジナル音源となっている。

今後は、Santanaの初来日公演を収録したライブアルバム『ロータスの伝説』(1974年発表)に未公開音源を7曲追加収録した『ロータスの伝説 (完全版)』を世界で初めて発売する。SOIL & "PIMP" SESSIONSのブルーノート公演を収録した『A NIGHT IN SOUTH BLUE MOUNTAIN』や、宮本笑里の最新作『amour』なども配信予定で、今後もラインナップを拡充していく予定だ。