3DMark v2.3.3682(グラフ26~29)
FutureMark
http://www.futuremark.com/benchmarks/3dmark
ここからは3D系のテストを。まずは4月6日という非常にクリティカルな時期にv2.3.3682をリリースしてくれた3DMarkから。ちなみにバージョンアップの理由はバグフィックスで、API Overhead TestでDirectX 12のテストの最後で失敗することがあり、これを直したということだそうだ。ちなみにRadeon RX 480だと、FireStrike Ultraはちょっと辛いので、今回はテストから外した。
それではOverall(グラフ26)を。IceStormに関してはCore i5系が有利だが、CloudGate以降は完全に互角というか、ややRYZEN 5が有利な結果になっている。この差はどこから出たのか?
Graphics Score(グラフ27)を見ると、ここではIceStormのみならず、それ以外のテストでも全般的にCore i5系が有利である。差が一番大きいのがIceStormだが、これはスコアの絶対値が大きい事も影響しているのだろう。
逆にRYZEN 5が有利なのはCPU/Physics Score(グラフ28)で、CloudGate以降ではCore i5に明確な差をつけている。では混ぜるとどうか? ということでグラフ29がCombined Testの結果だ。SkyDiverではRYZEN 5有利なものの、FireStrikeでは同等というか差がなくなっており、結果から言えば「物理計算ではRYZEN 5がやや有利なものの、描画はやや不利。トータルでは同等」という、Overallの結果通りの傾向として良いかと思う。