パパ目線で、子どもにいい、子育て家庭にいい家電を紹介するこの企画。今回はちょっと違う目線で気になる家電を選んでみた。それがツインバード工業の「ブランパン対応ホームベーカリー PY-5634W」だ。
ブランパンとは?
「ブランパンって何?」と思った方も多いかもしれない。そこでちょっとだけお勉強。ブランとは小麦粉を作る時に取り除かれる胚乳や胚芽、皮部のこと、小麦ふすまや、ふすま粉という呼ばれ方もする。
さて、このブラン。小麦粉には少ない栄養素や食物繊維などが豊富に含まれており、さらに炭水化物が少なく、低糖質、低カロリーなので、ダイエットに最適な食材なのだ。最近では、ローソンなどのコンビニでブランを原材料としたパンが販売されており、人気を集めているそうだ。
そして、ローソンのブランパン向けに、ブラン粉を提供しているのが鳥越製粉。ツインバード工業は鳥越製粉とコラボすることで、家庭でブランパンが作れるホームベーカリーを開発した。
毎日食べるパンを、ブランパンに変えたら、手軽に糖質カットができる。子育てに奔走するお父さん、お母さんは簡単にはダイエットができない。それでなくても、子どもが残した食事などを食べることは日常。捨てればいいじゃん、と言われたって毎日のことだから、そう簡単には捨てられないのだ。
ならばいっそ、最初から自然に糖質カットをしておけば、子どもの食べ残しなどを食べても、太る心配もなく、さらにダイエットにもなるのではと考えた。
あっさり食感のブランパンが簡単に焼けた!
実際に、PY-5634Wでブランパンを焼いてみた。専用のブラン粉と卵、スキムミルク、水、イーストを容器にセットしたら、ブランパンボタンを押すだけ。ブランパンは焼き時間が約3時間と早いのも長所だ。
スイッチを入れたあとは、特にやることはない。自動的に生地を練り、時間になると焼き上がる仕組みだ。そして焼き上がったブラン食パン。一般的な小麦粉を使ったホームベーカリーの食パンと比べると明らかに色が濃いのがわかる。
それは切ってみても同じ。パンの身の部分 (クラスト) も濃い茶色で、パンナイフで切ったときの感触もいわゆる食パンとは違う。