シグマは21日、超望遠ズームレンズ「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」を発表した。対応マウントはシグマ用 / ニコン用 / キヤノン用の3種を用意。発売日と価格は未定。2月23日からパシフィコ横浜で開催する「CP+ 2017」のシグマブースにて、参考出展される。

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM

シグマのレンズプロダクトライン「Contemporary」に属する超望遠ズームレンズ。「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM」の焦点距離を100~400mmにしてコンパクトにした「ライト・バズーカ」モデルとなっている。

レンズ構成は15群21枚で、SLDガラス4枚を採用し、レンズパワーの配置を最適化することで収差を補正。倍率色収差を重点的に補正し、ズーム全域で高い描写性能を発揮する。

内部構造は直進式ズームに対応し、素早いズーミングを可能とした。前後方向の操作感とホールド感を重視し、専用フードも新規に設計されている。

手ブレ補正機構「OS」を構成するジャイロセンサーや、手ブレ補正制御ユニットも一新。最新の専用アルゴリズムによって、強力な手ブレ補正効果が得られる。フルタイムマニュアルフォーカスにも対応し、フォーカスリミッターも装備。マウント部にはゴムのシーリングを採用し、真鍮製バヨネット・マウントを装備。ニコン用にも電磁絞りを採用している。

そのほか主な仕様は、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、画角が24.4~6.2度。最小絞りはF22(W端)、最短撮影距離は160cm、最大撮影倍率が1:3.8。フィルターサイズは67mm。本体サイズは最大径86.4mm、長さが182.3mm、重量は1,160g。