そして最後に「BBench」でバッテリ駆動時間もチェック。ソフト側の設定はキーストロークを10秒間隔、Web巡回間隔を60秒。本体側の設定を輝度最大で電源設定はバランスにした。
結果は、3時間27分のところでバッテリ残量が5%になり自動的にスリープ。公式には約4.7時間となっており、テストは最大輝度でチェックしたため、輝度を下げればかなりその時間に近づくだろう。とはいえ、今回実測した3時間半というのは、家庭内でちょっとごろ寝しながらネット閲覧する、といったような使い方であれば問題なく使えそうだ。ただし、外に持ち出しノートPCとしてガンガン使うというのは厳しいかもしれない。
ライトユーザーやサブ機向け! コスパ◎の2in1
このモデルの基本コンセプトは、前述の通り、安価でペン付属の2in1 PCを手に入れられること。試した限りでは、そのコンセプトは十分実現しているように感じられた。文書作成やWebブラウジングなら十二分にこなせるスペックを持っており、サブ機としてWindowsノート&タブレットが欲しい、という人には最適なマシンと言える。カバー一体型キーボードの打ち心地も良好で、タッチパッドも広く使いやすかった。
「DGM-S12Y」シリーズにはラインナップが3モデルあるので、もう少し購入金額を下げたいのであればエントリーモデルを、ストレージ容量に不満があるのであれば上位モデルという選択肢があるのも良い。
ただ、バッテリ駆動時間がちょっと短く、外出時には電源ケーブルがないと不安が残る。とはいえ、本体とキーボードを合わせた重量は1.5kgを超えており、元々それほど外出しての使用は考慮されていないのかもしれない。PCをライトに使うユーザーや、家庭内でモバイルしたり、普段は部屋に置いて短時間持ち運んだりするユーザーにオススメしたいコスパモデルだ。
製品名 | DGM-S12Y-4128 |
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CPU | Intel Core m3-6Y30(900MHz/2.20GHz) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB SSD |
光学ドライブ | なし |
グラフィックス | Intel HD Graphics 515(CPU内蔵) |
ディスプレイ | 12.2型ワイド(1,920×1,200ドット) |
ネットワーク | IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0 |
インタフェース | USB 3.0×1、USB Type-C×1、microHDMI×1、microSDメモリーカードスロット、ヘッドホン出力など |
バッテリ駆動時間 | 約4.7時間(規格値) |
サイズ/重量 | W305mm×D210mm×H10.5mm/約935g |
キーボード重量 | 約635g |
OS | Windows 10 Home 64bit |
直販価格(税別) | 69,800円 |