東芝の「dynabook V82/B」は、フルHD(1,920×1,080ピクセル)の12.5型ワイド液晶ディスプレイを搭載しながら、薄さ15.4mm、質量約1,099gを実現した薄型軽量ノートだ。

ディスプレイを360度回転すれば、タブレットPCとして使用できる

2,048段階の筆圧感知に対応

ディスプレイはタッチパネル対応になっており、ヒンジ部をくるりと360度回転するとタブレットとして使用することができる。製品には2,048段階の筆圧感知機能を搭載したアクティブ静電ペンが付属しており、手軽に高精度なペン入力を行える。

2,048段階の筆圧感知機能を搭載したアクティブ静電結合方式の「アクティブ静電ペン」

アクティブ静電ペンはワコム製で、ペンに搭載されているボタンなどは設定でカスタマイズ可能

素材は剛性の高いマグネシウム合金

重量は約1,099gと、11型~13型クラスのモバイル機としては極端に軽いわけでないが、十分持ち運び可能な重さではある。きょう体には強度に優れたマグネシウム合金が使用され、剛性はかなり高い。天板の中心部やキーボード面、パームレストなどを指で力を入れて押さえてもたわんだりせず、使っていても安心感があった。

ヒンジ部分の強度もしっかり確保されているようで、多少ラフに画面を回してもガタつかず、どの角度でもディスプレイがピタリと止まる。かといってヒンジが硬すぎるというわけではなく、指一本でも画面の角度調節をスムーズに行えるのは快適だった。

筐体にはマグネシウム合金が使用されている