日本HPは25日、2016年6月から自主回収を進めている同社製ノートPCのバッテリパックについて、新たな不具合が見つかったとして対象製品を拡大した。すでに自主回収プログラムで交換バッテリパックを受け取ったユーザーには影響しない。

従来の対象バッテリパックは、2013年3月から2015年8月までに出荷した、ノートPC付属品、オプション製品、および保守サポートで提供したバッテリパックの一部。具体的には、バーコード番号が、6BZLU、6CGFK、6CGFQ、6CZMB、6DEMA、6DEMH、6DGAL、6EBVAで始まるバッテリパックの一部。

今回新たに追加された対象製品は、2013年3月から「2016年10月」までに出荷した、ノートPC付属品、オプション製品、および保守サポートで提供したバッテリパックの一部。対象のバーコード番号は、上記と同じ。

交換対象のバッテリパックが付属するノートPCは、以下の通り。今回追加された対象製品には※印を付与している。

  • HP ProBook 4540s Notebook PCシリーズ
  • HP ProBook 4545s Notebook PCシリーズ
  • HP ProBook 450 G1 Notebook PCシリーズ(※)
  • HP ProBook 455 G1 Notebook PCシリーズ
  • HP ProBook 470 G1 Notebook PCシリーズ(※)
  • HP 1000 Notebook PCシリーズ
  • HP 2000 Notebook PCシリーズ
  • HP Pavilion g6 Notebook PCシリーズ
  • HP Pavilion 15シリーズ(※)

ノートPCのシリアル番号「xxx311xxxx ~ xxx444xxxx」の一部に、交換対象となるバッテリパックが付属している(「x」部分は英数字)。詳細は専用Webサイトを参照いただきたいが、バッテリパックチェックツールの無償配布や、手動での確認方法、交換用バッテリパックの申し込み方法などが案内されている。