XPS 13 2-in-1はインフィニティ・エッジを強化。
DELLのレイモンド・ワー氏(以下、レイ氏)は、「XPSは美しさとパフォーマンスを両立した究極の製品」と口火を切り、XPS 13から始まった現行ラインナップについて紹介。
2年前のCESでXPS 13を、その10カ月後にニューヨークでXPS 15を発表したが、XPS 13はMac book Airの11インチと同じようなサイズで注目を浴び、XPS 15も14インチサイズの本体に15インチのディスプレイを搭載。これはシャープと開発した「infinity edge」によって実現し、これだけ小さな本体サイズを実現したはDELLだけだと強調した。
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XPS 13 2-in-1を持って登場した、デル コンシューマー向け製品マーケティング担当シニアバイスプレジデントのレイモンド・ワー(Raymond Wah)氏 |
現行XPSの製品ラインナップ。中央のXPS 13で度肝を抜き、15インチ製品も登場。そして新型のXPS 13 2-in-1が登場した |
今回のXPS 13 2-in-1はさらに小型化を図り、2-in-1フォームファクタでinfinity edgeを実現。フルHD解像度だけでなく、QHD+(3,200×1,800ドット)モデルも用意している。ちなみに、国内オンライン価格で1万円の差なので、QHD+モデルの人気が高くなりそうだ。
CPUには第7世代Intel Core i5/i7プロセッサ(開発コードネーム:Kaby Lake)を搭載し、第1世代のXPS 13と比べて10%のパフォーマンス向上。メモリは16GBまで、SSDも1TBまで対応する。2-in-1では欠かせないアクティブペンも用意され、2,048段階の筆圧感知だ。infinity edgeでありながら、アクティブペンに対応するのが特色となる。
さらに2つのUSB Type-Cコネクタを備え、1つはThunderBolt 3に対応。モニタ接続や充電に利用できる。外部ディスプレイも、4Kモニタ×2台の出力まで対応する「世界最小の13インチノート」と締めくくった。
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XPS 13 2-in-1は現在、26の受賞がある |
XPS 13の小型軽量を進化させつつ、2-in-1デザインに対応 |
アクティブペンもサポート。バッテリ駆動時間は標準15時間、ネット動画だと10時間程度 |
一方、「XPSのデザインは2つのラインが交わるところが象徴的」と語ったのは、マイケル・エリス・スミス氏(以下、マイケル氏)。今回のXPS 13 2-in-1においては、ヒンジとインフィニティディスプレイがカギに。キーワードは3つあり、シャープの液晶にゴリラガラスを張り付けて生まれた「明確さ」、細部への徹底したこだわりとCNC加工で成し遂げた「精密さ」、そして高い耐久性を実現する「強度」だ。
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【左】デル エクスペリエンスデザイングループ コマーシャルクライアントおよびコンシューマーパフォーマンス・インダストリアルデザイン担当バイスプレジデントのマイケル・エリス・スミス(Michael Elis Smith)氏 【中央】XPSは2つの線が交わりそうになるのが原点だという 【右】ポイントは「明瞭さ」、「精密さ」、「強度」 |