Googleは1日、VRとARをテーマにした記者説明会を開催した。会場ではVRとARに特化したAndroidスマートフォンが紹介されたほか、有名アニメーターによる空間に3Dアートを描けるVRアプリ「Tilt Brush」のデモも披露された。
これからはVR、ARの時代
説明会にはGoogle VR パートナーシップ グローバルリードのアーロン・ルーバー氏(Aaron Luber)が登壇した。Googleでは現在、VRとARの技術開発に注力している。これは「PCから始まりスマホが登場した。これから先はVR、ARのデバイスの時代になる。テクノロジーの未来がその方向に向かっている」(ルーバー氏)との認識によるものだ。
GoogleではVRプラットフォームDaydreamに対応するAndroidスマートフォン「Pixel」(HTC製)、およびVRヘッドセット「Daydream View」を発表済み。どちらの製品も日本での発売時期は未定だが、ルーバー氏が”Coming soon.”と話す通り、それほど遠くない時期に国内市場に投入されるものと思われる。
一方、AR機能Tangoに対応した「Phab 2 Pro」(Lenovo製)については、すでに日本でも発売が開始されている。