シャープは、無水調理が可能な電気鍋「ヘルシオ ホットクック」の新モデルとして、2.4リットル大容量タイプの「KN-HT24B」を発表した。発売は12月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別70,000円前後。

ヘルシオ ホットクック。左が容量2.4Lの新モデル「KN-HT24B」で、右が1.6Lの従来機「KN-HT99A」

ヘルシオ ホットクックは、材料と調味料を入れて操作するだけで無水調理できる自動調理鍋。無水調理では、食材のビタミンCや葉酸など、抗酸化作用のある栄養素が失われずに残るだけでなく、食材から出た旨みを含む蒸気が内ぶたの突起を伝わり再び鍋の中に戻ることで、食材本来のおいしさも凝縮されるという。

操作ボタン

今回のKN-HT24Bは、容量が従来機「KN-HT99A」から1.5倍増量し、2.4Lとなった。カレーなら1度に6杯分作れるサイズで、鶏を丸ごと使った料理や、キャベツやカボチャのように大きな食材の丸ごと調理も可能になった。

大容量化により、鶏やキャベツ、カボチャなどを丸ごと調理できるようになった

レシピ数も増え、「自動調理メニュー」が従来の85種類から119種類に増加。事前に食材をセットしておけば食べたい時間に出来上がる「食べごろ予約調理」のメニューも16種類から35種類となった。具体的には、みそ汁や野菜スープなどがメニューに加わっている。

本体の外形寸法はW395×D305×H240mmで、質量は約6.1kg。定格容量は2.4L。定格消費電力は800W。

ホットクックで作ったチキンと野菜のカレー

「食育」をテーマにワークショップを開催

同日、シャープは都内にてホットクックの無水調理を体験できるワークショップ「ヘルシオホットクックで食育」を開催した。ホットクックならではのカンタン調理が体験できるもので、鍋で作れるクリスマスメニューなども例として展示していた。ワークショップでは、チキンと野菜のカレー、根菜サラダ、ジャガイモのポタージュスープ、リンゴのコンポートなどを提供していた。

ワークショップの様子