「PLANT」の発表会では、あわせて10日から無料提供を開始したWi-Fi環境計測アプリ「Wi-Fiミレル」も紹介された。

Wi-Fiミレルは、同社が従来提供していた「Wi-Fi混雑チェッカー」のリニューアル版で、電波強度の測定、混雑状況の確認、見取り図内の電波ヒートマップ作成が行える。

電波強度は0~100間の数値で測定。混雑状況の確認は、Wi-Fiチャネルの混雑を表示するほか、SSIDごとの電波強度も確認できる。なお、空いているチャンネルへの自動移動は行えず、表示されたデータを基に、手動で移動する形になる。

アプリはアイ・オーデータ機器製の無線LANのルータ以外でも使用可能。対応OSは、iOS 9.3.3~10、Android 4.4~7。

Wi-Fiミレルにできること

開発を担当したアイ・オー・データ機器 事業戦略本部 企画開発部 企画2課の谷下淳子氏

実際に、発表会場の部屋の電波強度を「Wi-Fiミレル」で測定するデモンストレーションも実施した

電波を測定する部屋の見取り図は、外部データを読み込むことも、アプリ内で制作することも可能

場所ごとに電波強度を計測することで、部屋全体の電波強度を色分けして表示する。計測した場所を示すアイコンは変更可能。「3カ所以上の計測を推奨」するとのこと