米Appleは10月24日(現地時間)、watchOS 3のアップデート「watchOS 3.1」の提供を開始した。

25日にAppleの電子決済サービス「Apple Pay」の日本での提供が始まったが、watchOS 3.1にアップデートすることで、日本向けのApple Watch Series 2でApple Payを利用できるようになる。Apple Payでは、Apple WatchのNFC機能を用いて、対応する店舗において簡単かつ安全にクレジットカードやプリペイドカードによる支払いを完了できる。また日本向けのApple Watch Series 2はFeliCaに対応し、Suicaを用いた交通機関や店舗での支払いもサポートする。

このほかwatchOS 3.1では、メッセージ・アプリに「吹き出し」および「スクリーン」エフェクトを再生する新オプションが加わった。また、タイマー終了が2度通知される問題、Apple Watch Series 2が完全に充電できない問題、アクティビティリングが文字盤から消えてしまう問題、サードパーティのアプリでForce Touchオプションが表示されない問題などが修正される。