オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは10月20日、パイオニアブランドのネットワークステレオレシーバー「SX-S30」を発表した。11月中旬より発売する。価格は65,000円(税別)。

SX-S30

SX-S30は、リビングルームの薄型ローボードラックなどにも置ける薄型ネットワークステレオレシーバー。高効率で低ノイズのクラスDアンプを使用し、有線によるネットワーク、もしくはUSB経由で、DSD 5.6MHzやPCM 192kHz/24bitの再生が可能となっている。MP3などの圧縮音源も高音質で再生する「A.S.R(アドバンスド・サウンドレトリバー)」機能も搭載。

背面端子

自動音場補正技術「MCACC」に加え、LPF(ローパスフィルター)により発生するステレオ出力とサブウーファー出力の時間的なズレを測定・補正する「フェイズコントロール」技術を採用。ステレオ再生での明確な音像定位と優れた音の広がりを持つ音場を楽しめる。

ネットワーク機能は、無線LAN(IEEE802.11ac/a/b/g/n)とBluetoothに対応。インターネットラジオやFMラジオを利用できるほか、スマートフォンなどとワイヤレス接続しての音楽再生も行える。インターネットラジオはTuneInやradiko.jpに対応。

HDMI入出力端子を備えており、テレビやBDレコーダーなどのオーディオソースも高音質出力できる。専用のプリアウト出力端子にサブウーファー(別売)を接続すれば、さらに迫力のある音を楽しめる。レコードプレーヤーを接続できるPhono端子も搭載している。

AirPlayのほか、Google Castにも対応しており、スマートフォンにダウンロードしたGoogle Play Musicなどのアプリから音楽再生が可能。専用コントロールアプリ「Pioneer Remote App」を使えば、スマートフォンから直接レシーバーを操作することもできる。リモコンも別途付属する。

インタフェースは、前面にUSBポート×1基、背面にHDMI入力×4基、HDMI出力×1基を装備。音声入力端子は光デジタル×1基、同軸デジタル×1基、アナログ×3基(うちPhono端子×1基)。本体サイズはW435×D330×H78mm、重量は4.0kg。

リモコン