オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは6月15日、CD/SD/USBレシーバーシステム「X-NFR7TX(D)」、CD/SD/USB レシーバー「NFR-9TX(S)」を発表した。価格はオープン。X-NFR7TX(D)の推定市場価格は53,000円前後で、発売は6月下旬。NFR-9TX(S)の推定市場価格は29,000円前後で、発売は7月下旬(価格は税別)。

X-NFR7TX(D)

X-NFR7TX(D)は、CD、SDカード、USBメモリー、USB接続したパソコンの音楽を再生できるレシーバーとスピーカーを組み合わせたシステム。X-NFR7TX(D)のレシーバー部とNFR-9TX(S)はハイレゾ音源に対応し、USBメモリーに記録した96kHz/24bitまでのWAVやFLACを再生できる。アンプはディスクリート構成で、独自技術「WRAT」(Wide Range Amplifier Technology)を採用することでサウンドの再現能力を向上させている。

NFR-9TX(S)

ラジオ機能も備え、ワイドFMをサポート。ワイヤレス機能はBluetooth 2.1に対応し、コーデックはSBCを利用できる。NFC機能も搭載している。

いずれも、定格出力は19W+19W(4Ω、1kHz、0.4%以下THD)で、実用最大出力は26W+26W。入力端子は光デジタル×1、アナログ×3、ライン×2、USB typeB×1。出力端子はアナログ×1、サブウーファープリアウト×1、スピーカー×2、ヘッドホン×1。レシーバーの本体サイズはW215×H142×D348mmで、重量は4.8kg。

NFR-9TX(S)のみ、高品位なオーディオパーツを採用。ボリュームつまみの素材には高剛性アルミを使用している。さらに、スピーカーターミナルはネジ式で、伝送効率のよい太めのスピーカーケーブルに対応する。

スピーカー部のウーファーユニットには、N-OMF振動板を採用。さらに振動板中央部に、周波数特性の乱れを防ぐ砲弾型イコライザーを装備している。キャビネットのバスレフ部には、低音を増強させる独自技術「AERO ACOUSTIC DRIVE」(エアロ・アコースティックドライブ)を搭載している。スピーカーはW163.5×H281.5×D268mmで、重量は3.6kg。スピーカーケーブル(全長1.1m×2)、コルクスペーサー×8を同梱する。

2ウェイスピーカー「D-NFR9TX(D)」

上記2製品のほか、2ウェイスピーカーシステム「D-NFR9TX(D)」も同時に発表した。価格はオープンで、推定市場価格は税別29,000円前後。基本設計はX-NFR7TX(D)のスピーカー部と同一だが、高品位なオーディオパーツを採用したほか、キャビネット表面にリアルウッド突板仕上げを施している。

D-NFR9TX(D)