NTTドコモは同社のポイントサービス「dポイント」において、従来の「dポイントカード」、クレジットカードの「dカード」に加え、プリペイド版「dカード プリペイド」を追加する。提供は11月下旬の予定。
「dカード プリペイド」は全国のiD加盟店(約65.3万カ所)および、国内外のMastercard加盟店で利用できるプリペイド式カードにdポイントカードの機能を合わせたもので、チャージは全国のローソン店舗または専用ウェブサイトで行える。
チャージ金額を利用すると、200円利用するごとにdポイントが1ポイント貯まる。また、決済に加えて全国のdポイント加盟店(15社約20,900店舗)では、カードを掲示することで100円毎に1ポイント貯められる。さらにローソンでは購入金額の3%が割引となる。
貯まったdポイントは1ポイント1円としてdカード プリペイドにチャージできるほか、毎月の通信料金の支払いにも利用できる。
発行対象は満12歳以上のドコモの回線契約者。専用ウェブサイトで申し込み、dポイントカードの利用登録を行ってからカードにチャージできるようになる。年会費や発行手数料が不要で、事前審査もないなど、クレジットカードが利用できない、利用したくないという層にも、クレジットカード並の利便性を提供するものとなる。
なお、dカード プリペイドの開始を記念し、先着10万枚は初回限定の「ポインコデザインカード」となる。なくなり次第通常デザインのカードで発行される。
10月末に登場予定のApple Payについては、クレジットカードであるdカード、電子マネーであるiDについてはApple Payでも利用できるのだが、dカード プリペイドでも利用できるかとの質問に対し、dカード プリペイドでも何らかの連携ができるようにしていきたいとしつつ、具体的な時期や方法については未定とされた。