日立アプライアンスは9月12日、個室用LEDシーリングライトを2タイプ(全4種類)発売した。価格はオープン。市場推定価格(税別)は「まなびのあかり」搭載タイプで、適用畳数が8畳までの「LEC-AH802FM」が25,000円前後、6畳までの「LEC-AH602FM」が20,000円前後。「深夜灯」搭載タイプで適用畳数8畳までの「LEC-AH801FS」が25,000円前後、6畳までの「LEC-AH601FS」が20,000円前後となる。
「まなびのあかり」は、一般的なLEDシーリングライトに不足しがちな青緑色と赤色の光を追加し、より自然な色を鮮やかに再現できるというモード。このため、「まなびのあかり」モード搭載のLEDシーリングライトは、自然に近い環境光にしたい子ども部屋に最適としている。
自然な色の度合いは「平均演色評価数」と呼ばれる数値で表せるが、全灯モードの平均演色評価数がRa85だったのに対し、まなびのあかりモード使用時はRa92と高い(100に近いほど自然に近い色を再現できる)。また、まなびのあかりモード使用時は、全灯モード時よりも明るさを1.2倍アップするため、文字などもはっきりと見やすいという。
一方、深夜灯搭載タイプは、高齢者の寝室に最適とする。深夜灯は一般的な保安灯よりも明るい2ルクスの明るさで、部屋全体をほんのり照らすのが特徴。また、約5秒かけてゆっくりと点灯するため、同室で寝ている人の眠りを邪魔しにくいという。このため、夜中にトイレなどに起きる機会が多い高齢者でも、周りに気兼ねなく点灯しやすい。
深夜灯搭載タイプは「ラク見え」モードも搭載する。これは、青緑の光成分を加えることで、加齢とともに見えにくくなるという「青色」を見やすくするモード。ラク見えモード使用時は明るさも全灯時より1.2倍アップする。