仏Withingsは5日、心拍の測定やスマートフォン通知機能を搭載したスマートウオッチ「Withings Steel HR」を発表した。36mmと40mmの2サイズを用意。10月上旬から発売する。価格は36mmモデルが179.95ドル、40mmモデルが199.95ドル。日本での発売日と価格は未定だ。

「Withings Steel HR」(左から、36mmモデルの黒ストラップ、36mmモデルの白ストラップ、40mmモデルの黒ストラップ)

クロム針やシリコンストラップを採用したアナログ時計型のスマートウオッチ。文字板には、アナログ針に加えてデジタル画面を搭載し、健康データやスマートフォンの通知を表示できる。ストラップは36mmモデルが白と黒(18mm)の2種類を、40mmモデルは黒のみ(20mm)を用意。

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スマートフォン表示のイメージ

自動でのアクティビティトラッキングに対応し、歩数、走行距離、消費カロリーなどを記録可能。心拍測定には「光電式容積脈波記録法」を採用しており、緑のLEDライトで手首の血液中濃度が変わる様子を感知することによって、測定を行う。ランニングを感知すると継続的な心拍測定を自動で開始し、睡眠時には健康を表す指標である安静時心拍を自動で測定する。

側面には多機能ボタンを備え、画面に表示する情報を切り替え可能。項目は、消費カロリー、1日の歩数、走行距離、睡眠時間、スマートアラームなど。本体にはバッテリーを内蔵。最長25日間の連続使用が可能となっている。スマートフォン情報の通知機能は、電話、メール、ショートメッセージ、イベントリマインダーなど。歩数目標は、無料アプリ「Withings Health Mate」から設定できる。時計本体は5気圧の防水機能を持つ。