この連載では、Google検索やGooleの各種サービスを便利に使う小技を紹介していきます。
【バックナンバー】Googleお役立ちテクニック

Google Chromeブラウザ(以下、Chrome)の履歴ページには、過去90日間にChromeで表示したWebサイトが表示されます。履歴を見られて困るときは、履歴を削除するか、または履歴の残らないシークレットモードを使うといいでしょう。

閲覧履歴を個別に削除する

履歴はすべてまとめて消すことも、一部だけを削除することもできます。いずれの場合も、まずは履歴ページを開きます。履歴ページでは、消したい履歴(Webページ)にチェックして、削除を実行するだけです。特定の履歴を検索することもできます。

右上にあるメニューアイコンをクリックして、「履歴」→「履歴」を選択します。ショートカットキーを使う場合は、Ctrl+Hキー(Macはcommand+Yキー)を押します

履歴が開きます。削除したいWebページの横にあるチェックボックスをオンにして、「選択したアイテムを削除」をクリックします

確認ボックスが表示されるので「削除」をクリックします

Webサイトの情報が履歴に残っているかどうか調べたいときは、履歴を検索できます

アドレスバーからも履歴を検索できます。履歴が残っていると、URLを入力したときに候補に表示されます

閲覧履歴をすべて削除する

保存されてる履歴をまとめて削除するには、画面上部にある「閲覧履歴データの消去」をクリックします。

「閲覧履歴データの消去」をクリックすると、履歴の削除期間や、削除する項目を選択できます。閲覧履歴やダウンロード履歴だけ削除するといった操作が可能です。「閲覧履歴データを消去する」をクリックすると、削除を実行します。なお履歴を削除しても、ダウンロードしたファイルなどは削除されません。

閲覧履歴データの消去

シークレットモードを利用する

はじめから履歴を残したくないときは、シークレットモードを利用します。シークレットモードにするとChromeの新しいウィンドウが開いて、このウィンドウで閲覧したサイトの情報は一切残りません。Cookieも消えるため、入力したパスワードや個人情報なども保存されません。

シークレットモードを利用するには、メニューアイコンをクリックして、「シークレットウィンドウを開く」(または「新しいシークレットウィンドウ」)を選択します。

ショートカットキーを使うなら、Ctrl+Shift+Nキー(Macはcommand+shift+Nキー)を押します。シークレットモードをすばやく開けるので便利です

背景が暗いシークレットウィンドウが開きます。このウィンドウで閲覧したページの情報は残りません。通常のウィンドウもそのまま開いているので、切り替えて使うことができます。

シークレットモードを終了するには、「X」をクリックしてウィンドウを閉じます

スマートフォン版のChromeにもシークレットモードがあります。詳細アイコンをタップして、さらに「新しいシークレットウィンドウ」をタップします