東芝が2016年夏モデルとして発売した、11.6型のタッチ対応液晶搭載ネットノートPC「dynabook N51/VG」は、実売90,700円前後(24日時点)と、国内大手メーカーのノートPCとしてはかなり値ごろ感がある。2016年夏の「dynabook」シリーズで最も安価な本機は、実際の日常生活でどこまで"使える"のだろうか。実機でチェックしてみた。
[製品名] dynabook N51/VG [CPU] Intel Celeron N3050(1.60GHz) [メモリ] 4GB [ストレージ] 500GB SATA HDD [光学ドライブ] ― [グラフィックス] Intel HD Graphics [ディスプレイ] 11.6型ワイド(1,366×768ドット) [OS] Windows 10 Home 64bit [店頭価格(税込)] 90,700円前後
ボディは薄型のサテンゴールド
dynabook N51/VGは、東芝のPCラインアップの中ではエントリークラスに位置する、同シリーズ内最安のモデルだ。当然のことではあるが、価格のぶんだけ上位モデルに比べると性能が少し控えめになっている。
CPUはIntel Celeron N3050(1.60GHz)で、グラフィックスはCPU内蔵のインテルHDグラフィックス、メモリは4GB固定、ストレージは500GBのHDDという構成だ。液晶ディスプレイは11.6型で、1,366×768ドットという解像度。いずれもWebやメール、Officeなどのビジネスアプリを使う分には不満がない性能ではあるが、上位モデルに比べるとやや見劣りがするのは否めない。
もっとも、性能が控えめとは言っても製品自体の質感は高く、さほどチープさは感じられない。ボディカラーはサテンゴールドと呼ばれる落ち着いた色合いのゴールドで、天板にはヘアラインのようなパターンもあしらわれている。そのため、一見金属でできているかのような雰囲気がある。